給排水設備工事
サンシティ上豊田駅南Ⅰ・Ⅱ 受水槽・高架水槽更新工事

受水槽更新工事の背景

サンシティ上豊田駅南は、14階建て・全134戸(1号棟82戸、2号棟52戸)の中規模マンションです。
給水方式は、1階の受水槽から屋上の高架水槽へポンプで揚水し、各戸へ給水する仕組みとなっています。
定期点検の際に、屋上高架水槽に経年劣化によるひび割れと、軽微な漏水が確認されたことから、早急な対策が必要と判断いたしました。
管理組合さまと協議を重ねた結果、受水槽更新工事を実施することとなりました。
全戸断水をを伴う工事でしたが、住民のみなさまのご理解とご協力により、無事に着工を迎えることができました。
高架水槽撤去作業中

老朽化した高架水槽をクレーンで地上へ慎重におろしていきます。
屋上での大型設備の解体・搬出には高い安全性と精密な作業が求められます。
搬入経路がせまかったこともあり、作業時間帯や搬出ルートにも配慮し、騒音・振動・安全性に最大限の注意を払って進めております。
安全作業の第一歩 鉄板の準備からスタート

本日は屋上の新しい高架水槽を設置するため、クレーン車を搬入する予定です。
クレーン車の安定した作業を確保するために、このように、アウトリガー部に事前に敷き鉄板で養生をします。
これは、車両の荷重が一点に集中して地面を痛めたり、沈下したりするのを防ぐためです。
特にアスファルトや舗装面では必要不可欠な措置となります。
新しい高架水槽を屋上へ

慎重に新しい高架水槽を吊り上げ、屋上へと搬入します。
安全第一のもと、誘導員の指示に従いながら、正確に作業を進めていきます。
目に見えにくい設備ではありますが、給水設備は生活の根幹を支える大切なインフラです。
今回の更新により、今後も安心して暮らせる住環境の維持に貢献できるものと考えています。